火狩りの王 〈四〉星ノ火(4)

角川文庫

日向 理恵子 / 山田 章博

2023年2月24日

KADOKAWA

836円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

一度は神宮を目の前にするも、神族の力により黒い森に戻されてしまった灯子たちは、ふたたび神宮を目指して動き始めた。煌四は炉六とともに海を越えて首都に戻り、妹の緋名子を探すことに。一方、森で〈蜘蛛〉が生み出したという特別な虫を探す灯子と明楽は、ある神族と出会い危機に陥るが……。はたして彼らは願い文を姫神に届けることができるのか。千年彗星〈揺るる火〉が、最後に下した決断とは? そして、伝説の「火狩りの王」は生まれるのかーー。新たなる王道冒険ファンタジー、堂々の完結作! 第七部 野辺の道 一 満ち潮 二 ほとり 三 灰 四 橋 五 虚空の娘 六 紅色 七 波 第八部 地の迎え火 一 天の獣 二 火柱  三 地中の宮 四 灯し火 五 光 六 千年彗星 七 祈り花 〈終章〉 解説 押井守

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ドクショ

(無題)

starstarstarstar 4.0 2023年04月01日

 やはり、SFテイストのファンタジー。  社会への警鐘として、統治者が統治を自己目的化して社会に生きる個々人の幸せを忘れると、その支配はおぞましいものとなる。統治者は、社会の構成員の幸せを考え、悩み続けながら前に進むしかない。

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