ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VIII 太宰治にグッド・バイ(8)
角川文庫
松岡 圭祐
2023年2月24日
KADOKAWA
880円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
太宰治の遺書とみられる文書が、75年ぶりに発見された。太宰本人の筆である可能性が高いことから筆跡鑑定が進められていたが、真贋判定の直前に仕事部屋で起きたボヤにより鑑定人が不審な死を遂げる。李奈が真相究明に乗り出すが、同時期に本屋大賞にノミネートされた同業者の柊が行方不明になったことで、胸中は穏やかではない。太宰の遺書と気鋭の作家の失踪に関連は?そして遺書は本物か?手に汗握るビブリオエンタメ!
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(11)
starstarstarstar
読みたい
8
未読
14
読書中
4
既読
83
未指定
48
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
Readeeユーザー
(無題)
やっとサイン会が開かれる程度に売れてきた李奈。そんな李奈にまたまた警察から協力依頼。新たに見つかった太宰治の5通目の遺書。その鑑定人が発表間近な夜に密室で亡くなり、その遺書が燃えてしまう。被害者は自殺なのか、他殺なのか、遺書は燃えたのか、なくなったのか。そんななか、李奈が気になった若手作家が事件の前に失踪していた。太宰治のグッド・バイ、心中にまつわる謎。でも全体を流れる太宰論が物語を重くしていた。中学生のとき、どんな思いで太宰治を読破したのか思い出せない。
全部を表示いいね0件