夕やけ小やけでまだ日は暮れぬ

角川文庫

佐藤愛子(作家)

1990年8月31日

角川書店

416円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

未亡人の杉本松子は、息子夫婦と別れて一人で暮そうかと思案中のところ、女学校時代の同級生から恩師の松丸センセの身柄の世話をたのみこまれ、夫の遺してくれた別荘でセンセとの二人暮しを始めた。センセは9歳上の73歳、未婚の老女。白粉をつけて眉をひき、口紅はオレンジ色のオトコ好き。人生の黄昏どころか、魚屋の為さんに色目をつかい、胸にグサッとくることを平気で口にするほどの色気と元気を兼備したとんでもない恩師だったのだが…。オバンの女心を切なくも軽妙に描く爆笑老春物語。

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