海辺の扉(上)

角川文庫

宮本輝

1992年12月31日

角川書店

506円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

ギリシャ国立考古学博物館にある〈アルタミスの馬と乗り手〉。そのブロンズ像を見たときに、宇野満典は衝撃を受けた。馬に乗った少年の顔が、死なせた息子の顔にそっくりだったからである。満典は、その事件で警察から執拗な取調べを受け、周囲の状況に押し出されるようにして日本を出た。ギリシャに渡り4年がたとうとしていたその日。聡明なギリシャ人女性エフィーと愛を紡ぐ生活を送る満典に、仕組まれた艱難が襲いかかり、壮大な生命の物語は始まった。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

1

読書中

0

既読

15

未指定

25

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください