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七人の共犯者
北斗警察物語
角川文庫
中津文彦
1987年2月28日
角川書店
458円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
濃霧のはれあがった早朝、広大な北斗市中央公園内で、左腕を切断された中年女性の変死体が発見された。公園は北斗警察署と新聞社の真ん前に位置している。警察署長・風間昭平の指揮で、大がかりな捜査が開始された。死体の身元は、市周辺をカバーする地元紙『北斗タイムス』編集長高見の妻、英子と判明した。高見は猛烈な権力志向人間で、地域社会の情報を牛耳れる立場にあり、多くの人の怨みをかっていた。事件の根は深く捜査は難行した…。複雑な現代社会の病根を鋭く抉る社会派ミステリーの傑作。警察小説。
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