仏教の思想 5 絶対の真理<天台>

角川ソフィア文庫

田村 芳朗 / 梅原 猛

1996年6月21日

KADOKAWA

990円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

日本仏教の母ともいうべき、天台。法然、道元、日蓮、親鸞などの鎌倉仏教の創始者はすべて、最澄が叡山に開宗した日本天台に基を発している。その『法華経』にもとづく思想は、日本の文学、芸術にはかりしれない影響を及ぼした。天台の理解なくして、日本仏教、日本文化は語れない。インドで作られた『法華経』の上に、6世紀の中国天台智ギによって大成された宇宙の統一的世界観。その哲理と、日本で開花した天台本覚思想とを解明する。 文庫版 序 はしがき 第一部 天台法華の哲理   田村 芳朗 一章 天台思想の歴史 1 天台思想のはじめ 2 その後の天台思想 3 日本での天台思想 二章 天台思想の骨組み 1 『法華経』の構成組織 2 天台法華の真理観 3 天台法華の世界観 三章 天台思想の展開 1 天台法華の人生観 2 天台法華の実践論 3 後世における展開 第二部 天台法華思想の系譜 〈対談〉      田村芳朗 梅原 猛 第三部 三国伝来の仏教   梅原 猛 はじめに 一章 インドの劇詩 二章 中国の思弁哲学 三章 日本の内面道徳 注 参考文献 中国仏教史年表 解説   久保継成

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