
マリー・アントワネット 下
角川文庫
シュテファン・ツヴァイク
2007年1月17日
KADOKAWA
990円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
運命の恋人フェルゼンと出逢い、ついに本物の愛を知ったアントワネット。しかしフランス王妃としての運命は、女としての幸せを彼女に与えなかった。煌びやかな宮殿から死の断頭台へーー悲劇と感動のクライマックス。
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(無題)
フェルゼンの続き。彼は王妃の真の友であったことは間違いないが、またそれ以上の存在、恋人でもあったかという問いかけから始まる。落魄の王一家。ひたすら落ちる落ちる落ちる。それもこれも王の鈍重さ、決定的瞬間において「決断」できず、いつも「遅すぎる」がゆえ。
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