
後巷説百物語
角川文庫
京極 夏彦
2007年4月25日
KADOKAWA
1,100円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
文明開化の音がする明治十年。一等巡査の矢作らは、ある伝説の真偽を確かめるべく隠居老人・一白翁を訪ねた。翁は静かに、今は亡き者どもの話を語り始める。第130回直木賞受賞作。妖怪時代小説の金字塔!
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みずたま
(無題)
再読。百介さんと一緒に又市さん達を懐かしみながら読みました。新しい登場人物の若者たちは、新しい時代に生きていて、時間は繋がっているけど時代はあきらかにつながっていないのですね。その時代に生きていた人達はどの位の変化を実際に感じていたのでしょう?妖怪が科学に乗っ取られて、ひっそりと書物にだけ生きるようになったのと同じに、ちょんまげはお話の中の侍のものになってしまったのでしょうか?それにしても重かった。筋肉痛になります。Kindleに交換してほしいです。
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