ロマンス小説の七日間
角川文庫
三浦しをん
2003年11月30日
角川書店
660円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
あかりは海外ロマンス小説の翻訳を生業とする、二十八歳の独身女性。ボーイフレンドの神名と半同棲中だ。中世騎士と女領主の恋物語を依頼され、歯も浮きまくる翻訳に奮闘しているところへ、会社を突然辞めた神名が帰宅する。不可解な彼の言動に困惑するあかりは、思わず自分のささくれ立つ気持ちを小説の主人公たちにぶつけてしまう。原作を離れ、どんどん創作されるストーリー。現実は小説に、小説は現実に、二つの物語は互いに影響を及ぼし、やがてとんでもない展開に!注目の作家、三浦しをんが書き下ろす新感覚恋愛小説。
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(無題)
【Memory】 p.68 箸使いに彼の根本的な部分が現れているような気がする。 18年後にはゴミになって消えちゃうものを必死に売るのが馬鹿らしくなった。 74彼女に対する認識を改めなきゃ行けない 215 言祝いだ 257 夢って不思議ね。亡くなった人も今はここにいない人とも、距離や時間も関係なく会うことが出来るんですもの。
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