
月魚
角川文庫
三浦 しをん / カウベルデザイン
2004年5月25日
KADOKAWA
572円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
『無窮堂』は古書業界では名の知れた老舗。その三代目に当たる真志喜と「せどり屋」と呼ばれるやくざ者の父を持つ太一は幼い頃から兄弟のように育つ。ある夏の午後に起きた事件が二人の関係を変えてしまう。
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starstarstarstar 4.0 2017年12月21日
【ひまわり 】葉加瀬太郎 p.13 蒐集という妙なる美酒に群がる餓鬼にかわる。 p.19十把一絡げ(じっぱひとからげ) p.26木の棧のぶつかる乾いた音が思いがけず響いた。 p.36世界大戦が勃発して世の中が騒然としようと、真志喜はさして気にもせずに、毎日店を開けてぼんやりとて番台に座っていればいい。 p.58 流通の経路に乗って、欲しい人の間を渡り歩ける本を、生きている本と呼ぶんだ。 p.68 快哉をさけんだ p.75 老獪ろうかい 蠱惑の香こわく おののき(戦き) p.76 散逸 p.103 クラの中身はあの人の脳みそも同然です。 そこにある本がそのままあの人の知識となり、感性となり、思考回路となった。 p.105 なしにくいと思う方こそを選択すべきだと判断した。 p.133 セナガキの影が太古の昔に滅びた生物みたいに、細長く畳に這っていた。 p.153 運転席を簒奪するさんだつ p.156溜飲が下がるとはこのことだ p.165 婉然と微笑む
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(無題)
水面が風で一瞬だけ揺れた、その瞬間を眺めている気になる。透き通ってて静かな話。
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