
嘘つきアーニャの真っ赤な真実
角川文庫
米原 万里 / 長尾 敦子
2004年6月25日
KADOKAWA
616円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫
一九六○年、プラハ。小学生のマリはソビエト学校で個性的な友だちに囲まれていた。三〇年後、激動の東欧で音信が途絶えた三人の親友を捜し当てたマリはーー。第三三回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(24)
starstarstarstar
読みたい
39
未読
30
読書中
3
既読
144
未指定
140
登録しました。
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X

LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
Readeeユーザー
激動の東欧に生きる人々
海外の作品といえばアメリカや西欧が舞台の本ばかりで、東欧についての知識は高校の世界史のわずかな知識のみ。 そんな感じの私でしたが、本屋でタイトルに惹かれて買ったこの本、凄かった! ノンストップでイッキに読み終えたのは、もう20年くらい前の事。友情・努力・勝利を糧に生きてきた私にとって、同じ地球の何処かであった圧倒的なリアルに衝撃を受けました。 そして今、改めて再読してみて、やっぱり凄い!東欧の歴史を検索しながら、いつもより少しばかり丁寧に読み返しました。 10代前半をチェコスロバキアで暮らした作者米原万里さんが、大人になってから消息不明の友人たちを探していくお話です。 ささやかなエピソードから友人たちのキャラが輪郭太く想像できて、愛情深く書かれています。 人種差別や宗教、ナショナリズム、戦争…激動の時代を生きた人々、再会できてよかった!だけではない悲しみや苦しさ。 とても良い本でした。
全部を表示
いいね0件