武士の絵日記 幕末の暮らしと住まいの風景

角川ソフィア文庫

大岡 敏昭

2014年11月20日

KADOKAWA

1,012円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

幕末の暮らしを忍おし藩の下級武士が描いた『石城日記』。家族や友人、寺の和尚や料亭の女将たちと仲睦まじく交わり、書を読んで歌を唄い、食や酒を大いに楽しむ。家族団欒、褌一丁での読書、素人歌舞伎などの描写は、飄々とした作者の人柄がにじみ出ており、思わず吹き出すような滑稽味にも溢れている。封建的で厳格な武士社会のイメージを覆し、貧しくも心豊かな人生を謳歌した下級武士たちの、真の日常生活がわかる貴重な記録。  まえがき 一 石城の七日間 二 石城たちが暮らした城下町 三 自宅の風景 四 下級武士の友人宅の風景 五 中級武士の友人宅の風景 六 中下級武士の住まい 七 寺の風景 八 酒店と料亭の風景 九 世相と時代 十 ふたたび自宅の風景  あとがき

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(1

starstarstar
star
3.5

読みたい

5

未読

4

読書中

0

既読

1

未指定

5

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください