マイナス50℃の世界
角川ソフィア文庫
米原 万里 / 山本 皓一 / 野村 勝善
2012年1月25日
KADOKAWA
523円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
トイレには屋根がなく、窓は三重窓。冬には、気温がー50℃まで下がるので、釣った魚は10秒でコチコチに凍ってしまうーー。世界でもっとも寒い土地であるシベリア。ロシア語通訳者として、真冬の横断取材に同行した著者は、鋭い観察眼とユニークな視点で様々なオドロキを発見していく。取材に参加した山本皓一と椎名誠による写真と解説もたっぷり収められた、親子で楽しめるレポート。米原万里の幻の処女作、待望の文庫化。 1章 本日は好天。外はマイナス21℃ ここは北極よりも寒い国 冷凍庫で試験済みの防寒着でも…… 大黒屋光太夫のあとを追って 2章 凍土のめぐみ 居住霧とたった四時間の太陽 かたむいた家のナゾ スカートをはいたビル 真冬の方が交通が便利? 天然の“冷凍庫” “地下貯水池” 夏は大水路、冬は天然の橋 つり上げ、十秒で“冷凍” すべらない氷─真冬の車はチェーンなし 3章 ヤクートでディナーを 飛行機の三つの大敵 凍傷の恐ろしさ──金属は皮ふに“食いつく” 大切なヤクート馬 短い夏に、冬の干し草を確保 アトラソフ家をたずねて──三重窓の木造平屋 村をきりもりする女たち──“遊牧民”の伝統か? 遊牧民の食卓 4章 さいはてのさらにはて ビニール、プラスチックはここでは使えない 寒極があるのはなぜ? ヤクート族の故郷は常夏の国 住めば都、寒くないと「ガマンできない」 5章 酷寒の真実 座右の書 思い出に残るごちそう──イルクーツクの和食もどき 酷寒の真実 解説 椎名 誠
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