母親を陰謀論で失った

ぺんたん / まき りえこ

2023年2月16日

KADOKAWA

1,265円(税込)

「2020年春。新型コロナウイルスのまん延により、私たちの生活は大きく変わった。それは生活だけでなく、強固だった人間関係にも影響を及ぼした」東京で妻と暮らす息子・ナオキ、地方で父と暮らす母親・ケイコ。どこにでもいる仲の良い親子だったふたり。コロナ禍の度重なる社会不安により、会えない日々が続くがお互いを想い合って過ごしていた。しかし、ある時期から母親が怪しい動画を送りつけてくるようになりー。「母親が信じる陰謀論の正体とはなんなのか?」「陰謀論を信じている人はどんな人なのか?」、そして「なぜ母親は陰謀論を信じてしまったのか?」。その真相に迫る過程を息子視点で描いた濃密なセミフィクション。

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Tetsuhirokawano

もし自分だったら…

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4.1 2024年02月05日

パンデミックの陰で、インフォデミックに苦しめられた人々が大勢いた! 優しかったあの人が、正義感の強いあの人が、別人になってしまった… しかもそれが家族だなんて。 「自分だったらどうしていただろう?」 そう考えながら読んでも答えが見つからない。

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