十津川警部「記憶」

カドカワ・エンタテインメント

西村京太郎

2004年11月30日

角川書店

880円(税込)

小説・エッセイ / 新書

東京郊外で若手カメラマンが誘拐されるという事件が発生。しかし犯人からの要求がないまま、三日後に彼は無事発見される。十津川警部が被害者の身元を調べると、二歳半のときに八王子の河原で発見され、その後養護施設で育てられたことがわかった。それ以前の彼の記憶は「SL、桜、二人の男女」という曖昧なものだった。十津川はこの三つが事件に関わる重要な鍵と睨み、捜査を開始する。そんな中、静岡・大井川鉄道で第二の事件が…。犯人の目的は一体何なのか?前代未聞の事件に、十津川の推理が冴え渡る!傑作トラベル・ミステリー。

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