ぼくは悪党になりたい

笹生陽子

2004年6月30日

角川書店

1,430円(税込)

小説・エッセイ

僕の名前は兎丸エイジ、17歳。父親は不在、奔放な母親と腕白な異父弟・ヒロトとの3人で平凡な生活を送ってる。毎日炊事、洗濯、ゴミ捨てと家事全般をこなす高校生が「平凡」かどうかは我ながら疑問なんだけど。ある日弟のヒロトが病気で倒れたのをきっかけに、僕の「平凡」な日常は少しずつ崩れてきて…。

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

starstarstarstar 4.0 2020年01月16日

シングルマザーの母と高3のぼくと父違いの弟。超美形で女に生きる幼なじみとつるみつつ留守がちな母親に代わりせっせと家事育児をこなす毎日…イマドキこんな殊勝な高校生いるのか?とある事件をきっかけに、ずっと良い子できた自分に疑問と不満を持ち「変わる」こと、しかも「悪党」になることにする ぼく。この悪党化の描写がなんともいいのだ。高校生として精一杯の“坂道転げ落ち”なんだな。あっけらかんとしてドライでクールででもカッコ悪くて…けどここで大きな役割を果たす幼なじみがものすごくいい。人のこと心配してる場合じゃないだろ とツッコミたくもなるけど。高校生 自分と自分の生きてきた道とこれから生きていく道を思い悩み年頃だな。もっと悩め。自分をしっかり見つめろ。時に悪党になることも必要だぞ。そしてそこから羽ばたく力をつけることも必要だ。

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