エンディングノート

桂美人

2009年8月31日

角川書店

1,650円(税込)

小説・エッセイ

神尾良子、職業・脚本家。デビュー作は映画になり話題となるも、その後は鳴かず飛ばずで、日々もがいていた。ある日、良子のもとへ大学時代の後輩・水嶋から、文章講座の講師をしてほしいと依頼がくる。それは「エンディングノート」という死ぬ前に自分の気持ちを身内に正確に伝えたいという人々が集まる講座だった。バイト感覚で軽く引き受けてしまった良子は自らの家族との不和もあって、この講座に不快な気分を催す。だが、生前満足に会話も交わさなかった父親が急逝し、しかも彼がエンディングノートを遺していたことを知り、良子は家族や自分の過去ともう一度向きあっていこうとするが…。215頁に込められた息をもつかせぬ展開。かつてない感動の波があなたの心に押し寄せる。

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