県庁おもてなし課

有川浩

2011年3月31日

角川書店

1,760円(税込)

小説・エッセイ

地方には、光があるー物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩むーいったい何がダメなんだ!?掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった。

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

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4.0
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2020年01月16日

みんなのレビュー (2)

おか

こんな面白かったか

starstarstarstarstar 5.0 2020年04月30日

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2018年02月06日

面白かった。星五つ。ストーリーもさる事ながら、台詞がいい。男女の会話は、故半村良を思いおこさせるものがある。『図書館戦争』シリーズ、自衛隊と未知の物体の接触を描いた自衛隊三部作、『三匹のおっさん』『レインツリーの国』『阪急電車』などで知られる小説家、有川浩は、社会性を帯びた独自のSF世界、「ベタ甘」な恋愛ストーリーを織り込んだ作風、弾むような軽快な筆致で知られる。主人公は「おもてなし課」なる部署に配属になった掛水クン。この課では何をしたらいいのか分からないまま、とりあえず観光特使ってのをやってみようかってなる。 地元出身の著名人なんかに特使になってもらうってアレです。 で、県内の観光地の無料チケットを裏に印刷した名刺を配ってもらうということらしい。 この特使の一人となった東京で活躍する作家がキーマン。 彼は最初の特使の依頼を受けてから、一ヶ月間音沙汰梨のおもてなし課に電話をかける。 「あの話ってまだいきてるの?」 「一ヶ月も音沙汰なしの場合、普通なら話は流れたと思っちゃうんだけど」 しょっぱなから民間と県庁との時間のズレに気づかされる。 グダグダなスタートを切ったおもてなし課は、それでも業務を進めようと一生懸命にがんばる。 地元を愛する作家は、苦言をたくさんいいながらも、彼らにとっては力強い味方になる。 そしてもっと大きな存在となるのは、県庁を早期退職して今は民宿を営んでいる清遠さん。 彼は、県庁在勤当時、県立動物園と私立動物園の改築にあわせて、 1つの動物園に統合し、パンダを誘致して観光立憲とせよという持論を広げ、 変化を嫌う県庁全体から煙たがられ、閑職に追いやられた挙句早期退職したオトコだった。 熱い思いとスケールの大きな企画を持っている清遠さん。 それを受け入れる体制になかった県庁は、10年たってもまだ相変わらず県庁体質のまま。 そんな中、少しずつ変えていくおもてなし課のメンバーは、高知県の自然を使った観光企画を目指して、県庁体質に挑んでいく。

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