
折原臨也と、喝采を
電撃文庫
成田 良悟 / ヤスダ スズヒト
2016年10月8日
KADOKAWA
671円(税込)
ライトノベル
「俺は、人間を観察する為に最低限の技術と知識さえあればいいさ」 折原臨也という男は、名探偵というわけじゃない。寧ろ、その全く逆の存在だ。 あいつは自分の目の前で起こった事を、大抵の事は躊躇い無く受け入れる。 目と鼻の先で実の家族が撃ち殺されようが、臨也はその殺人犯に対して笑顔で語りかける。 ──『今、どんな気分だい?』ってな。 だから、折原臨也は倫理的に褒められるような行動はしないし、論理的な推理もしない。 目の前で起こった事を淡々と受け入れて、さも『全部自分の予想通りだ』って面をする。 あいつは犯人や被害者を追い詰める道化師だ。 恨みも怒りも無いのに、ただ、自分の楽しみの為に追い詰めて追い詰めて……そのまま相手が 崖から落ちたのを観て笑う嫌なピエロだ。 折原臨也は名探偵じゃない。どこまでも強気なピエロで、 関わった奴をみんな沼に引きずり込む疫病神だ──。
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