賭博師は祈らない(3)
電撃文庫
周藤 蓮 / ニリツ
2018年1月10日
KADOKAWA
759円(税込)
ライトノベル
ノーマンズランドでの負傷も癒え、ようやく当初の目的地バースにやってきたラザルスとリーラ。村から付いてきた地主のエディスとメイドのフィリーも道連れに、気侭で怠惰な観光を洒落込むつもりだったが、一つ誤算があった。温泉とギャンブルが名物のこの街で目下勃発しているのは、賭博を司る儀典長と副儀典長による熾烈な権力争い。バースへの道中で出会った知人からは忠告を受けるも、時すでに遅し。温泉から宿に戻ってみると、部屋には荒らされた形跡。そして一人横たわる血まみれの少女。面倒事の匂いに辟易としながらもラザルスは彼女を保護する。それは、陰謀張り巡らされたバースにおける長い戦いの幕開けであった。
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まーちゃ
(無題)
夏に買ってぼちぼち読み進めていたのですが、この巻で個人的評価が爆上げしました。いや、1も2もとても面白かったのですが、これは特に素晴らしかった。ラザルスとリーラのラブがコメコメしそうな雰囲気で箸休めの巻かと思いきや初登場のジュリアナという少女の狂気性に恐怖してあのオチ…。繰り返しますが本当に素晴らしかった。 残念ながら読み進めている間に5巻で完結してしまったようですが、周藤先生の次回作はぜひ読みたいと思います。 (読みでラザルスに勝ってむふーってしてるリーラ可愛かったです。)
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