
ある日、歌い手を拾ってみた。
事務員G
2022年12月23日
KADOKAWA
1,430円(税込)
小説・エッセイ
2012年、就活がうまくいかない専門学校2年の岩垣涼介と、歌い手として成功することを目指し、ひたすら路上ライブと動画投稿を続ける中島友哉。ある日、友哉の路上ライブにふと足をとめた涼介は、一文無しになった友哉をしぶしぶ「拾い」、同居生活を始める。動画投稿サイト黎明期から活躍するライブプロデューサー・事務員Gだからこそ描ける、歌い手たちの葛藤と青春。
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音楽の形
歌い手を拾うという特異なシチュエーションから始まるお話は、「職業:歌い手」や「音楽の形」など様々なテーマを内包しながら進んでいきます。 誰かの創った曲を歌って投稿、再生数によっては収益になることもある。 今ではある程度受けいられている形もここまで来るには色々な葛藤があったのだろうと考えさせてもらえる作品でした。 著作権は「正しく使われることで文化の発展を目指す」権利なんだそうです。 例えばVOCALOIDなどで音楽を発信している人。もし、「自分の曲が肉声で歌われたなら‥」と考えている場合、歌い手さんの存在は夢を叶えてくれるもので、歌われることで自分の曲が届かなかった範囲にまで届くようになる。こういう文化の発展もあるのかなと思いました。 ネットという柔軟かつ不安定な環境の中で様々な出来事がこれからも起こると思いますが、その中でどのように生きるか、考え続けることが発展のためにできることでしょうか。
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