三成死すべし(3)

異説桃山戦記

歴史群像新書

尾山晴紀

2010年12月31日

学研パブリッシング

1,037円(税込)

小説・エッセイ / 新書

加藤清正・福島正則・立花宗茂ら猛将たちの活躍により、豊臣軍は伏見城陥落まであと一歩と迫っていた。しかし、九州からの輸送船団が公儀水軍の襲撃を受け、淡路も占領されてしまう。これにより、瀬戸内の海路は完全に公儀軍によって封鎖されてしまった。兵站線を切られ危地に立たされた豊臣軍は伏見を撤退。殿軍を務めた加藤清正も小西行長によって討ち取られてしまうー。一方、石田三成は、佐和山城に諸将を集めて「秀頼討つべし」と宣言。主家に刃向かうことを明言し、十万を超える大軍を大坂へと向けた!兵糧も猛将も失った豊臣軍に勝利の道はあるのか。

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