政宗対信長(上)
天正戴天録
歴史群像新書
坂上天陽
2011年4月30日
学研パブリッシング
1,026円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 新書
天正十五年。織田政権の全国制覇は目前に迫っていた。征夷大将軍・織田信忠は、指揮下に入った伊達政宗とともに奥羽に侵攻。しかし、相馬攻めの途中、味方の裏切りにより信忠は戦死。織田軍は奥羽から撤退を余儀なくされる。将軍戦死の事態に隠居をしていた信長が復帰。叛逆を疑われた政宗には安土への出頭要請が届く。しかし身の潔白を訴えると共に、讒言に惑わされるなら一戦も辞さずとの書状を送りつけ、政宗はこれを拒否。ここに織田政権と伊達家は訣別。信長は、織田家の総力をあげた奥羽侵攻作戦を命じる。狂乱の魔王に挑む政宗に、必勝の策を果たしてあるのか。
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