孤愁の岸(下)

講談社文庫

杉本 苑子

1982年2月28日

講談社

671円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

誰のために? 何のために? 慣れない重労働に、疫病で死ぬ者200名、巨大な権力に捨身の抗議をぶつけて屠腹する者50名。未曾有の難工事は薩摩藩士の死屍累々の上についに完成するのだがーー。泥海の中に潰え去った男たちの無念に、平時のいくさの惨酷さを見事に描き切った著者の代表作。 母の丁銀 宵時雨 馬蠅庄屋 頭巾の男 見積りくらべ 陶鈴 壁の裏 断絃 伊吹颪 風に哭く声 野の落日 多度山浅景 風花 片側町 銀紗一望 紅梅譜 河満てり 一穂の灯 流星  あとがき  年譜

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