ランボー怒りの改新

星海社FICTIONS

前野 ひろみち / KAKUTO

2016年8月11日

星海社

1,320円(税込)

ライトノベル

ある夏、ひとりの青年が斑鳩の里にフラリと現れた。泥沼のベトナム戦争を強引に継続する蘇我氏に対し、あの男が怒りの鉄槌を下す。律令国家日本の誕生を大胆に再解釈する表題作「ランボー怒りの改新」。おバカな中学生男子3人組と、ミステリアスな同級生・佐伯さん。誰にでも訪れる新緑の季節、そのひとコマを鮮やかに切り取った「佐伯さんと男子たち1993」。生駒山中に山荘を構える、仙人のごとき謎の老人。彼の元を訪れた乙女が語る、奇想天外な奈良風『千一夜物語』の行き着く先は…?(「ナラビアン・ナイト」)。そして、作家を目指す浪人生・前野弘道と、彼のもとに舞い降りた小説の女神・佐伯さんを巡る追想記「満月と近鉄」。いずれも古都・奈良を舞台とする、驚天動地の傑作4編を収録。異形の新人・前野ひろみち、ここに衝撃デビュー!

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前野ひろみち「ランボー怒りの改新」

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2019年12月25日

みんなのレビュー (1)

nogiukwz12

満月と近鉄が秀逸

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4.4 2018年05月26日

あとがきで仁木英之が『あの作家か。夜は短いのか』と書いていますが、確かに奈良を舞台とした森見感があります。4編収録されていて、特に『満月と近鉄』が秀逸です。著者を主人公として、小説を書くために生駒山の麓のアパートに籠もる生活。ある日、生駒山で出会った女性、佐伯さんに惹かれ、彼女の感想、表情を見ながら小説を書いていく。彼女と行った平日の昼間の閑散とした遊園地、山頂から見た奈良盆地の景観。現実にあったことなのか、虚構なのか分からなくなる幻想的な世界。著者と同様に、存在がはっきりしない佐伯さんに惹かれました。

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