幻獣の話

講談社現代新書

池内紀

1994年2月20日

講談社

704円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

一角獣から鳳凰、ゴジラまで-。人はどこまで空想の翼を翔かせえたか?神話・伝説、宗教、芸術が生んだおびただしい幻獣は、何を物語るか?絶対の美、恐怖の極、珍妙笑止な獣など、人間の華麗な精神絵巻をひもとく。

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あまり

(無題)

starstarstar 3.0 2021年07月10日

 論考というより、興味のおもむくままつれづれにつづったエッセイ。幻獣にまつわるさまざまな話題に触れているが、まとまりがないというか、つかみどころがないというか、一体どこへ行くつもりなのか、煙に巻かれてしまいそう。  予備知識がないときっとわかりずらいだろうな、と思うこともしばしばでした。例えばボードレールの「敵」の詩の解釈について、知っていればすぐにピンとくるけど、そうじゃなければなぜここでいきなりギリシャ神話の話? と疑問に感じても仕方がないと思う。  西洋の話もあれば、東洋の話もあり、日本の妖怪や中国の『山海経』、マルコ・ポーロに始まりゴーレム、ロボットまでと古今東西の幻獣(?)をてんこ盛り。新書という小著にちょっと盛りすぎたかもしれません。やけに散漫な感じがするのは多分そのせいもある。同じく小著ならボルヘスの『幻獣辞典』を読んだほうがいいかも。あとがきにもあるように、幻獣そのものよりも人間が描きたかったということだろう。

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