
日本文学史
講談社学術文庫
小西 甚一
1993年9月10日
講談社
1,100円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
文藝作品の内なる表現理念=「雅・俗」の交錯によって時代を区分したところに本書の不滅の独創がある。健康で溌溂とした「俗」を本性とする古代文藝、端正・繊細な「雅」を重んずる中世、また古代とは別種の新奇な「俗」を本質とする近代。加えて著者は、日本文学を「世界」の場に引き出し、比較文学の視点からも全体的理解に努める。長く盛名のみ高く入手困難だった「幻の名著」の待望の復刊。(解説=ドナルド・キーン) 0 序説 1 古代 1.萌芽時代 2.古代国家の成立とその文藝 3.万葉の世紀 4.古代拾遺 2 中世第1期 1.漢詩文の隆盛と和歌の新風 2.散文の発達 3.拾遺集時代と白詩 4.女流文藝の全盛 5.歌壇の分裂と統一 6.院政期の散文作品 7.歌謡および藝能 3 中世第2期 1.歌壇の再分裂 2.伝統的散文と新興の散文 3.能楽を中心とする藝能 4.連歌の隆替 5.当期末葉の散文 4 中世第3期 1.俳諧の興隆と芭蕉 2.浮世草子と西鶴 3.浄瑠璃の新風と近松 4.逃避精神 5.俳諧の現実游離 6.戯作の文藝 7.歌舞伎の展開 5 近代 1.近代の史的地位 2.啓蒙の時代 3.擬古典主義と浪曼主義 4.自然主義の流れ 5.主知的思潮とその傍流 6 結語
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