鬼界バージン戦争

超時空鬼伝説

Jノベルス

武上純希

1987年7月1日

講談社

748円(税込)

小説・エッセイ / 新書

ふつう鬼というと、まず地獄の赤鬼あたりを連想するんじゃないかな?ところがどっこい!物語は、雨の夕刻、六本木交差点の路上から始まるー。男は横断歩道の中ほどで、足をもつれさせるようにして倒れこんだ。すぐ横を歩いていた外人の紳士が、ひと言ふた言声をかけながら、男に手をさしのべた。「グルルルル…」すると、倒れた男は意味不明の声をあげ、外人の手をはねのけた。その次の瞬間、異様な叫びを放ったのは、男の顔を覗きこんだ外人のほうだった。-人類の破滅をもくろんだ鬼が超能力を操り、ここに復活した!

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