織田信長(5)

山岡荘八歴史文庫 山岡荘八歴史文庫 14

山岡 荘八

1987年10月1日

講談社

924円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

信長の前途は明るい。叡山、本願寺の焼打ちでは仏敵の汚名は着ても、立ちふさがる敵は、武田勝頼、中国毛利、そして上杉謙信のみ。その謙信が死ぬ。長篠の合戦で武田軍を追い散らした信長の天下統一は目前。だが──明智光秀、本能寺に主君を弑する。時代を先駆けた不世出の天才は笑って死んだ。完結篇。 信長の前途は明るい。叡山、本願寺の焼打ちで仏敵の汚名は着ても、立ちふさがる敵は、武田勝頼、中国毛利、そして上杉謙信のみ。その謙信が死ぬ。長篠の合戦で武田軍を追い散らした信長の天下統一は目前。だが──明智光秀、本能寺に主君を弑(しい)する。時代を先駆けた不世出の天才は笑って死んだ。完結篇。

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NOB

最終巻

starstarstarstar 4.0 2024年11月16日

信長の話の終わりは基本本能寺に行きつくのでどのように本能寺を描くかというのがその作品を決めるものになるかと。この作品は光秀からみた本能寺に至るまでを、怨恨説を採用して描かれている。そして早い時期から光秀一門の重臣たちも同じ考えでいたことが見てとれる。 そして濃姫がかなり信長にとって重要な存在であったことも。そのこともあって本能寺で、どう濃姫の最後も描かれていたのが好印象。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2021年03月21日

織田信長の物語は常に本能寺に向けた助走に過ぎない。端的に言えば、そこにどんな解釈をするかというところに作者の書く意味があると言っても過言ではない。まあこれは古い作品なので、この作品が元となり、他の作家が腕を競っているのだろうが。

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