徳川家康(23)

山岡荘八歴史文庫 山岡荘八歴史文庫 45

山岡 荘八

1988年4月1日

講談社

935円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

大久保長安の遺した不思議な連判状は何を意味するのか。やはり大坂は討たねばならないのか。しかし家康の願いは豊臣家存続にある。そのためには戦(いくさ)の回避と大坂開城が必要絶対条件だった。家康と片桐且元(かつもと)の和平交渉が始まる。家康は方広寺の鐘銘事件に名をかりて、淀君、秀頼母子に、大坂城無血明け渡しの謎をかけた。だが……。 巨城の呼び声 深夜の評定 六文銭系図 桐の片桐 紀伊見峠 鐘の前奏 不殺刀 戦国遺品 激流の杭 女使者 柱石砕く 入城軍略 友情三略 老いの決断 流浪の星

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