光と風と夢・わが西遊記
講談社文芸文庫
中島 敦
1992年12月31日
講談社
1,595円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
喀血に襲われ、世紀末の頽廃を逃れ、サモアに移り住んだ『宝島』の作者スティーヴンスン。彼の晩年の生と死を書簡をもとに日記体で再生させた「光と風と夢」。『西遊記』に取材し、思索する悟浄に自己の不安を重ね,〈わが西遊記〉と題した「悟浄出世」「悟浄歎異」。-昭和17年、宿痾の喘息に苦しみながら、惜しまれつつ逝った作家中島敦の珠玉の名篇3篇を収録。
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(無題)
宝島の作者スティーブンスンのサモア島での晩年を描いた光と風の夢と、沙悟浄が三蔵法師一向に会う前の思索の日々を描くわが西遊記の二編を収録した作品集です。中島敦は、山月記がもっとも有名です。わたしは、高校生のときに李陵・山月記という短編集を読み中島敦の作品が好きになりました。しかし、中島敦は、結核を患い早世されましたが、どの作品も名作といえる珠玉の作品です。 旧仮名遣いで書かれているので、本書はややとっつきにくいかもしれませんが、文章自体はとても読みやすいのでチャレンジしていただけると嬉しいです。
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