活力の構造(戦略篇)

柳田邦男

1986年11月30日

講談社

1,431円(税込)

ビジネス・経済・就職

私が本書で取り組もうとしている活力研究の問題意識は、次のようなものである。1970年代前半の石油危機以後、先進工業諸国は産業構造の転換、企業経営の体質改善、新たな技術革新の必要に迫られた。そして、これらの課題への対応の優劣が、そのまま各国の経済力の格差となって現われた。日本の対応が相対的に優等生であったことは、しばしば指摘されてきた通りである。とりわけ1980年代に入ってからの一大転換期における日本企業の活力の特質を明らかにすることは、時代の記録としても、また21世紀に向けての持続的発展の条件を考えるうえでも、有効であるように思われる。このような視点からの活力のとらえ方は、さらに日本企業と米企業の基本的特質を比較する方法としても有効であるに違いない。

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