主殿の税
田沼意次の経済改革
佐藤雅美
1988年7月1日
講談社
1,206円(税込)
小説・エッセイ
10代将軍・家治の晃東照宮参詣費用2千万両を、いかにして捻出するか-。この難しい仕事を見事やり遂げた田沼意次は、次第に逼迫する幕府財政を立て直すため、新しい“事業”に着手する。だが、意次の前には、反対勢力の厚い壁が…。賄賂の卸問屋=田沼意次像を打ち破り、熾烈な政治抗争のなかに意次の“志”を定着させた気鋭の力作長編。
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