鬼火列車
吉岡道夫
1990年7月1日
講談社
1,388円(税込)
小説・エッセイ
雑木山の土塊の中から現われた髑髏。天を仰ぐその眼窩は、追いかけてくる鬼火から逃げ続けた30年を、ただ虚ろに眺めていただけなのだろうか。一人のスターの死をきっかけに過去の事件が暴かれる。「救けて、直ちゃん。怖いの…」非痛な声を残して死んだ大女優は他殺か自殺か。謎を解く鍵は赤一色に塗られたキャンバス。書下ろし長編ミステリー。
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