ガリバー・パニック

楡周平

1998年7月21日

講談社

1,760円(税込)

小説・エッセイ

嵐が吹き荒れた晩の翌朝、海岸に突如、身長100メートルはあろうかという巨人が現れた。前代未聞の怪事件、自衛隊が出動する大騒ぎとなる。ところが、巨人とコミュニケーションがはかれることが判明した。官僚たちは管轄官庁を押しつけあい、政治家は金儲けにならないかと算盤をはじきはじめる。いったいこの怪物は、どこからやってきて何をしようとしているのか。

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