最悪

奥田英朗

1999年2月18日

講談社

2,200円(税込)

小説・エッセイ

その町には幸と不幸の見えない境界線がひかれている。事業拡大を目論んだ鉄工所主・川谷を襲うウラ目ウラ目の不幸の連続。町のチンピラの和也が乗りこんだのは、終わりのない落ちるばかりのジェットコースター。「損する側のままで終わりたくない!」追いつめられた男たちが出遭い、1本の導火線に火が点いた。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(6

starstarstar
star
3.58

読みたい

2

未読

5

読書中

2

既読

53

未指定

31

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (2)

もこりゅう

なぜ人は平凡な日常から堕ちていくのか?

starstarstarstar 4.0 2023年10月21日

なぜ人は平凡な日常から堕ちていくのか? 1999年の話題作!! とてつもない新人が放つ比類なき犯罪小説(帯より引用) 3人の行動が裏目裏目に出る。まさに最悪である。しかしよく考えてみると誰もが抱えてる悩み?イヤな奴らの行動(といってもそう感じない人もいるかもしれないけど)は不快感にさえ襲われる。最後のバンガローでのやりとりは目をみはる。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください