黄昏の百合の骨

Mephisto club

恩田陸

2004年3月31日

講談社

1,870円(税込)

小説・エッセイ

「自分が死んでも、水野理瀬が半年以上ここに住まない限り家は処分してはならない」亡き祖母の奇妙な遺言に従い、「魔女の館」と噂される洋館に、理瀬は、やってきた…。華麗なる恩田ミステリー。

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たか

「黄昏の百合の骨」 読了

starstarstarstarstar 5.0 2020年10月17日

恩田陸作品 理瀬シリーズ。 長崎の高台に建つ洋館「白百合荘」、祖母が急逝し奇妙な遺言によって理瀬は導かれる。 前作「麦の海に沈む果実」の続編。 北国の全寮制の学園を去り留学していたイギリスから呼び戻された理瀬、謎に包まれた洋館と叔母達や従兄弟達との複雑な家族関係、そして友人たち·····。 何が善で何が悪か、男とは女とは、謎に次ぐ謎と伏線に吸い付くように引き込まれる。 「麦の海に沈む果実」ではファンタジー感に溢れていたが、今作はミステリー感が強い。前作が「ホワイト理瀬」なら今作は「ブラック理瀬」、本来の理瀬は闇の世界に生きる強い女性なのだろうが、若くて弱い部分のある女子高生である事も垣間見られる。 いずれにせよ、常に違和感のある世界観と魅力的な登場人物、周囲での毒殺、失踪、謎、どんでん返しに次ぐどんでん返しに息のつく暇もない。 理瀬は今後どうなるのか続編を期待したい。 「黄昏の百合の骨」 目次 ある独白 Ⅰ 章 蕾と雨 Ⅱ 章 花と風 Ⅲ 章 棘と蛇 Ⅳ 章 種と鳥 Ⅴ 章 灰と海

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