新・風に吹かれて

五木 寛之

2006年7月6日

講談社

1,650円(税込)

小説・エッセイ

21世紀に甦る名作、『新・風に吹かれて』。それは40年前の名エッセイを書き継ぐという新たな試みである。大きな流れの中で人々と一緒に生きていこうという五木氏の視点が紡ぎ出す言葉に読者は癒される。 21世紀に甦る名作、『新・風に吹かれて』それは40年前の名エッセイを書き継ぐという新たな試みである。大きな流れの中で人々と一緒に生きていこうという五木氏の視点が紡ぎ出す言葉に読者は癒される。 免許証を返上しますか? 人それぞれの朝ごはん わが塔はここに坐す 生・老・病・死に異議あり 変な字体には訳がある 悲の器から溢れる音 高齢者は荒野をめざす 「ウッソー」と言われても 靴と足とのあいだには デジタルの渦のなかで ブッダを遠くはなれて 時の過ぎゆくままに ままならぬ人の世かな ドイツ的なものの凄さ わが講演に悔いなし スピード狂時代の回想 もう一つの歌の水脈 日本仏教とアワダチ草 セピア色の街の記憶に コッポラ監督との一夜 こころが不意に翳る日に ふりむけば 日本海 金沢の寺で思ったこと カンヅメ稼業に悔いあり よく身につく言葉とは 若い世代への今がたり お寒いのはお好き? どこかの街の喫茶店で 子供たちにどう教えるか 人の余命を誰が知る わがクルマ偏愛遍歴記 簡素な暮らしに憧れて メディアの光芒と残影 今日もタクシーに乗って 思い出の町からの手紙 高速道路からの眺め 喫茶店の時代があった 百寺巡りの旅の終わりに 養生と治療のあいだには 努力が苦手な言い訳 きょうもいい一日だった 靴と鞄のスタンダード 風のように逝ったひと 金沢主計町の名なし坂 年甲斐もなき人生かな あとがき

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