
呉越春秋 湖底の城 第二巻
宮城谷 昌光
2011年7月27日
講談社
1,760円(税込)
小説・エッセイ
戦うために生きるのではない。生きるために戦うのだ。 奸臣・費無極(ひむきょく)が、父と兄を処刑する前夜、伍子胥(ごししょ)は、楚の都に潜入する。希望はあるのか。 楚は内憂外患に激動する。待望の第二巻! 楚の人、伍子胥は、呉との国境近くの邑・棠を治める兄・伍尚(ごしょう)を助け、配下に逸材を得る。ある日、呉の大船団二万五千が江水をさかのぼり、楚はこれを迎え撃つ。いったんは勝利を収めたが逆襲を受けて楚は敗北した。翌年、楚王は、太子建の妃として迎えるはずだった秦の公女を王妃とする。太子は楚都から遠ざけられ、伍子胥の父・伍奢(ごしゃ)は太子に仕えていたため王宮に召還され拘留される。すべて佞臣・費無極の奸計によるものであった。 「なんじしか仇討ちをする者はいないではないか。われが死んでも、伍氏の家名をなんじが保てばよい。なんじの才知は、われにまさる。なんじによって伍氏の家名は天下に知られることになろう」と伍尚は微笑をまじえていった。子胥は落涙した。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(1)
starstarstarstar 4読みたい
0
未読
1
読書中
0
既読
5
未指定
13
書店員レビュー(0)書店員レビュー一覧
レビューはありません
登録しました。
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X

LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
みんなのレビュー