女神のタクト

塩田武士

2011年10月31日

講談社

1,650円(税込)

小説・エッセイ

どう見てもたよりない指揮者と、あまりに濃いメンバー。偶然、オルケストラ神戸に足を踏み入れた明菜だが、そこで封印していた「音楽」への思いを呼びさまされー。笑いがいつしか感動になる、猪突猛進・情熱物語。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(6

starstarstar
star
3.88

読みたい

2

未読

1

読書中

1

既読

29

未指定

18

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

Readeeユーザー

(無題)

starstar
star
2.2 2019年01月17日

女性ならではの繊細な感性で、日常の生活やその中で働く心のヒダを丁寧に描きだす。これこそが筆者の真骨頂と言えるのだろうが、それが読者の好みと合致するかどうかは、また別問題だ。作品の良し悪し以前に肌合いの違いがある。これは致し方のないところだと思う。つまり「上手いなぁ、ウワー、そうだったのか」といくら感心しても、僕の心に残るかといえば、それはないのである。例えば「君の降る日」でヒロイン・志保が経験するのは、恋人・降一の交通事故死であり、その後には事故を起こした車を運転していた五十嵐とのに恋愛感情が芽生える、こんなストーリーには単なる恋愛小説以上のドラマ性がある。ところが、ダイナミックに動くストーリーの割に平坦な印象しか残らないのである。それと「君が降る日」ってどう言うことなのかをずうっと考えてきたが、やはり分からないままである。 なお、本書には表題作のほかに『冬の動物園』と『野ばら』の二編が収録されている。ともに恋愛の一場面を切り取ったような小説である。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください