本は死なない Amazonキンドル開発者が語る「読書の未来」

ジェイソン・マーコスキー / 浅川 佳秀

2014年6月21日

講談社

1,760円(税込)

人文・思想・社会

「本」が大好きな人、「本」に携わる職業の人は必読です。以下は作者が本言及する予言の一部です。●2016年頃には、電子書籍が消費者全体の半数に普及する●家庭から本棚がなくなる●脳に直接訴えかけるような読書形態が生まれる●ハイパーリンクで世界中のすべての本がつながる●「読書用フェイスブック」が生まれる●映画や音楽も「1冊の本」の一部となる 初代キンドル開発者にして、電子書籍の基準を創った天才の独白。 紙の本をそのまま最初から読む時代(Reading 1.0)から、デジタルの特性を活かした電子書籍を堪能する時代( Reading 2.0)へのシフトは、単に読書の世界や出版業界のみならず、人間の思考や社会構造までも大きく変化させていく。 Amazonや GoogleでReading 2.0の土台を築いた人物が初めて明かした、 未来の世界像。 以下は作者が本書で言及する予言の一部です。 ●2016年頃には、電子書籍が消費者全体の半数に普及する ●それぞれの本に専用の辞書が組み込まれる ●いずれは電子書籍の中古販売も実現する ●秘書機能が電子書籍に導入される ●電書は読者や作者が集まるチャット・ルームになる ●家庭から本棚がなくなる ●「本を所有する」という概念自体がなくなる ●読書は「娯楽を体験する」形に変わっていく ●脳に直接訴えかけるような読書形態が生まれる ●ハイパーリンクで世界中のすべての本がつながる ●「読書用フェイスブック」が生まれる ●映画や音楽も「1冊の本」の一部となる ●これからの作家にはデータ分析能力が求められる ●出版業界の構造が大きく変わり、販売店が力を持つ 1・本の歴史 2・電子書籍の起源 3・キンドルプロジェクトの始まり 4・キンドル2、さらなる高みへ 5・競争の始まり 6・神経生物学からみた読書 7・読書文化の存在意義 8・つながりを深める本 9・短命なテクノロジー 10・電子書籍の普及学 11・出版業界の革命的変化 12・わが蔵書はクラウドへ 13・グーグルが「読書用フェイスブック」になる日 14・グローバル化 15・変容する言語 16・本と教育 17・図書館の未来 18・電子書籍リーダーの未来 19・作家の未来 20・文化のデジタル化 21・読書は「廃れゆく技術」か 22・最後のデジタル・フロンティア おわりに

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