大奥の座敷童子
堀川アサコ
2015年3月18日
講談社
1,650円(税込)
小説・エッセイ
ときは一八五四年、徳川家定の時代。野笛藩一の美女・14歳の今井一期は、江戸城大奥に潜入し、野笛出身の座敷童子を連れ戻してくるよう命じられる。仲良しの御次“茜”、伊賀者同心の“唐次”、枕絵の妖怪“サダさん”、人が死ぬと泣く妖怪“泣きジジさま”、妙にイチゴになつく犬・猫・狆たち、そして厳しく恐ろしい御年寄の“嵐山”-。噂がとびかう大奥と秘密あふれる江戸の街を駆けまわり、イチゴが知った座敷童子の正体とは?
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ひさだかおり
書店員@精文館書店中島新町店