大奥の座敷童子

堀川アサコ

2015年3月18日

講談社

1,650円(税込)

小説・エッセイ

「座敷童子のいる場所は必ず富み、必ず幸いにめぐまれる」 困窮する野笛藩の美女くらべを勝ち抜いた十四歳の今井一期(イチゴ)は、江戸城大奥に入り、五十年前に出ていってしまった座敷童子を連れ帰ってくるよう命じられる。イチゴは江戸城に向かう道中、悪漢一味に駕篭を襲われるも、濃紺の羽織の若侍に助けられ、事なきを得る。 男子禁制、女ばかりが千人も暮らすかしましい大奥では、さまざまな噂が飛び交い、華やかな行事が絶えることなく続いていた。ある日、御年寄の嵐山の墓参に付き添ったイチゴは、黒法被の男衆に攫われそうになる。すんでのところで助かったイチゴは、再び大奥にて座敷童子を探そうとするがーー 一 座敷童子をさがせ 二 ひな祭りと謎の人影 三 大江戸出世双六 四 髑髏獅子 五 雪のおぐしの方 六 忘れられた人 七 大奥の階段 八 三毛猫のつかい 九 サダさんの正体 十 泣きジジさまの正体 十一 暗殺 十二 野笛から来た人 十三 徳川家康と妙ちきりんなやつ 十四 大奥の座敷童子 十五 危険のただ中へ 十六 将軍、見参 結び

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

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2020年01月16日

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