止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記

麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記

松本麗華

2015年3月20日

講談社

1,540円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

オウム真理教が起こした地下鉄サリン事件から20年。あの頃、教祖・麻原彰晃の後継者としてメディアを賑わせた、ひとりの女の子を覚えているだろうか。 アーチャリー正大師、当時11歳。社会から隔絶された地に育った彼女は、父の逮捕後も、石もて追われ、苦難の道を歩んだ。アーチャリーとしてではなく、松本麗華として、これまで歩んできた「オウム」「父」「わたし」のすべてを明かすことに決めた。 本書は、父の逮捕の日から止まっていた時計を、自らの手で動かそうとする苦闘の記録である。

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