東山 彰良

2015年5月13日

講談社

1,760円(税込)

小説・エッセイ

何者でもなかった。ゆえに自由だったーー。1975年、台北。偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。内戦で敗れ、追われるように台湾に渡った不死身の祖父。なぜ?誰が? 無軌道に生きる17歳のわたしには、まだその意味はわからなかった。台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。歴史に刻まれた一家の流浪と決断の軌跡。満票決着「20年に一度の傑作!」(北方謙三氏)。第153回直木賞受賞作! 2016年本屋大賞ノミネート!! 選考委員満場一致の第153回直木賞受賞作。 「20年に一度の傑作。とんでもない商売敵を選んでしまった」(選考委員・北方謙三氏) 「私は何度も驚き、ずっと幸福だった。これほど幸せな読書は何年ぶりだ?」(選考委員・伊集院静氏) 何者でもなかった。ゆえに自由だったーー。 1975年、台北。偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。 内戦で敗れ、追われるように台湾に渡った不死身の祖父。なぜ? 誰が? 無軌道に生きる17歳のわたしには、まだその意味はわからなかった。 台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。歴史に刻まれた、一家の流浪と決断の軌跡。 プロローグ 第一章 偉大なる総統と祖父の死 第二章 高校を退学になる 第三章 お狐様のこと 第四章 火の鳥に乗って幽霊と遭遇する 第五章 彼女なりのメッセージ 第六章 美しい歌 第七章 受験の失敗と初恋について 第八章 十九歳的厄災 第九章 ダンスはうまく踊れない 第十章 軍魂部隊での二年間 第十一章 激しい失意 第十二章 恋も二度目なら 第十三章 風にのっても入れるけれど、牛が引っぱっても出られない場所 第十四章 大陸の土の下から エピローグ

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書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

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2020年01月16日

みんなのレビュー (5)

onochin

一気読み

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3.9 2023年10月30日

冒頭から引き込まれて一気に読了

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onochin

一気読み

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3.9 2022年06月19日

冒頭から引き込まれて一気に読了

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

帰省の帰りに読む本が無くなって久しぶりに流行り物をDL。 普段はあんまり流行りモノに手を出さ無いのでどうだろうなと思いつつの直木賞受賞作。 いや、これは凄い作品だ。 舞台は台湾で蒋介石が死んだ直後、祖父を何者かに殺された孫がその真相に迫る…わけでも無く。 むしろ主人公である孫の青春ものなんだが、その背後に凄惨な歴史と物語が横たわっているといった構成…確かに物凄い作品かも知れない。 そしてなによりも面白かった!

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よしくに

(無題)

-- 2020年08月12日

人生を楽しめました

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Readeeユーザー

直木賞

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3.3 2018年12月12日

台湾が舞台だから、登場人物の名前、読み方が結局最後まで覚えられなかった。 ミステリー的な要素があるっていえるのかな??犯人は途中で容易に想像できたんだけど。 個人的には主人公は毛毛と一緒になってほしかった。

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