小説 新聞社販売局

幸田 泉

2015年9月9日

講談社

1,650円(税込)

小説・エッセイ

全国紙の元社会部記者が新聞業界「最大の暗部」を描いた、衝撃ノベル! 新聞の原価は購読料の6割!? 新聞は「折り込み広告の包み紙」!? 「押し紙」を巡る新聞販売店主との激しい攻防、知る人ぞ知る「大幅値引き」、まさかの「公称部数の水増し」……。さらに、「天ぷらカード」、「抜き取り」、「ゴミ出し」、「預け」、「ピンピン」、「ピンサン」と次々出てくる隠語の数々。はたして「闇」はどこまで深いのか? ◆リアルに明かされる、ふしぎな新聞の裏側◆ 全国紙の元社会部記者が 新聞業界「最大の暗部」を描いた、衝撃ノベル! 新聞の原価は購読料の6割!? 新聞は「折り込み広告の包み紙」!? ビジネスホテルやファミレスで 「ご自由にお持ちください」と 新聞が山積みになっている理由とは!? あまりにも特殊で歪んだこの商法が、 新聞の存続を危うくしているのではないか!? 新聞を愛する人にこそ読んでいただきたい、 知られざる舞台裏とはーー。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 某全国紙の大阪本社。 編集局から販売局に左遷された元社会部記者が、 複数の新聞販売店を束ねる「担当員」となり、 やがて知りたくなかった「闇」に足を踏み入れていく。 崩壊寸前のビジネスモデルに愕然とし、 「残紙」に抗議する大物販売店主の「入金拒否」に苦慮する 主人公・神田亮一39歳……。 「押し紙」を巡る激しい攻防、暗黙の裏ルール、 知る人ぞ知る「大幅値引き」、まさかの「公称部数水増し」!? さらに、「天ぷらカード」、「抜き取り」、「ゴミ出し」、 「預け」、「ピンピン」、「ピンサン」と次々出てくる隠語の数々。 はたして「闇」はどこまで深いのか? 第一章 担当員 第二章 懸賞 第三章 入金拒否 第四章 大物店主 第五章 改廃 第六章 清算 エピローグ 斜陽

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