七月に流れる花

恩田 陸 / 酒井 駒子

2016年12月20日

講談社

2,530円(税込)

小説・エッセイ

坂道と石段と石垣が多い町、夏流に転校してきたミチル。六月という半端な時期の転校生なので、友達もできないまま夏休みを過ごす羽目になりそうだ。終業式の日、彼女は大きな鏡の中に、緑色をした不気味な「みどりおとこ」の影を見つける。思わず逃げ出したミチルだが、手元には、呼ばれた子どもは必ず行かなければならない、夏の城ー夏流城での林間学校への招待状が残されていた。ミチルは五人の少女とともに、濃い緑色のツタで覆われた古城で共同生活を開始する。城には三つの不思議なルールがあった。鐘が一度鳴ったら、食堂に集合すること。三度鳴ったら、お地蔵様にお参りすること。水路に花が流れたら色と数を報告すること。少女はなぜ城に招かれたのか。長く奇妙な「夏」が始まる。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(11

starstarstar
star
3.05

読みたい

59

未読

7

読書中

1

既読

131

未指定

36

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

金鯱

花と鳩

star 1.0 2019年09月29日

自分には合わないのか特に何も残らなかった。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください