八月は冷たい城
恩田 陸 / 酒井 駒子
2016年12月20日
講談社
2,530円(税込)
小説・エッセイ
夏流城での林間学校に初めて参加する光彦。毎年子どもたちが城に行かされる理由を知ってはいたが、「大人は真実を隠しているのではないか」という疑惑を拭えずにいた。ともに城を訪れたのは、二年ぶりに再会した幼馴染の卓也、大柄でおっとりと話す耕介、唯一、かつて城を訪れたことがある勝ち気な幸正だ。到着した彼らを迎えたのは、カウンターに並んだ、首から折られた四つのひまわりの花だった。少年たちの人数と同じ数ー不穏な空気が漂うなか、三回鐘が鳴るのを聞きお地蔵様のもとへ向かった光彦は、茂みの奥に嫌を持って立つ誰かの影を目撃する。閉ざされた城で、互いに疑心暗鬼をつのらせる卑劣な事件が続き…?彼らは夏の城から無事に帰還できるのか。短くせつない「夏」が終わる。
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金鯱
わからない
シリーズ通して読めば何か感じるところがあるかと思ったが、何も感じなかった。結局カマキリは何なのさ。
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