マリア

ブランデンブルクの真珠

講談社X文庫

榛名しおり

1996年9月30日

講談社

693円(税込)

ライトノベル

17世紀半ば、現在のドイツ地方は、300の国家が割拠した。その一つハルバーシュタット公国は、若き選定侯率いるブランデンブルクに、まさに落ちようとしている。令嬢の身代わりとして城に残った、宰相の娘マリアは、その夜、父を処刑した選定侯に14歳の体を奪われる。戦乱のヨーロッパを舞台に、愛と生きる道を必死に探る少女。息もつかせぬロマンス。第3回ホワイトハート大賞・佳作受賞。

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