そうだったのか現代思想 ニーチェからフーコーまで
ニーチェからフーコーまで
講談社+α文庫
小阪 修平
2002年11月20日
講談社
1,210円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
難解なテーマを初心者にもわかりやすく紹介。ニーチェからフーコーまで代表的な11人の哲学者・思想家をとりあげ、現代思想のはじまりからその後の展開まで、難解なテーマを初心者にもわかりやすく紹介する。※本書は1995年7月、芸文社より刊行された『はじめて読む現代思想』1・2を文庫化にあたり一冊にまとめ改題したものです。 現代思想とは何か!? これ1冊ですべてわかる決定版!! フロイト、ハイデガー、サルトル、ドゥルーズ=ガタリら、現代思想のトップスターたちの紹介を通じて、現代思想とその流れをだれにでもわかりやすく解説する!! 現代思想が難解なのは、現代に生きる私たちの直面するもんだいに直接かかわりがあるからだ。それは、絶対的な価値基準がない「相対主義」のもんだいである。 本書では、ニーチェ、フロイト、ハイデガー、ソシュール、サルトル、ドゥルーズ=ガタリ、フーコーら、12人の現代思想のトップスターたちの紹介を通じて、現代思想とその流れを、私たちのもんだいと照らし合わせながら、だれにでもわかりやすく解説する。 これ1冊ですべてがわかる決定版!! 文庫版まえがき 第I部 水源篇──真理なき時代の哲学 第一章 ニーチェ──「哲学=真理」の破壊者 なぜ現代思想はニーチェからはじまるのか ニーチェのわからなさの理由 ニーチェの貴族主義と力への意志 他 第二章 フロイト──無意識は何を語るか 現代思想と相対主義 フロイト思想を一言で言うと、「知っていながら知らない」 フロイトの「過剰」と合理主義 他 第三章 ソシュール──言語と差異の体系 人は言葉をどうとらえてきたか 人間の認識は言葉を通じてしかありえない 差異の体系 他 第四章 ハイデガー──「私」は世界のなかにいる 「我思うゆえに我あり」の意味 近代哲学の出発点である主観と客観の透明な関係 客観の分裂とデカルト以降の展開 他 第五章 サルトルとレヴィ=ストロース──人間の強調と構造の発見 六〇年代後半は「実存」がはやった時代 マルクス主義の穴を実存主義が埋める 人間が何かをするのは基本的に「選ぶ」ことである 他 第II部 展開篇──相対主義を超えて 第六章 デリダ──真理の批判と脱構築 書くこととロゴスを切り離す 声の特権にたいする批判 浅田彰の「逃走」はデリダの言う「ずらすこと」 他 「リゾーム」「虫」「機械」という言葉のイメージ 他 第八章 ロラン・バルトとボードリヤール──記号論による社会分析 バルトの還元主義批判と日本における中心の不在 エクリチュールの自由とは何か 記号論的分析の方法 他 第九章 フーコー──近代的な知と主体の変換 自由の発想とフーコーのわかりにくさ フーコーの問題意識と近代批判 かんがえることは時代の知(エピステーメ)から逃れることはできない 近代に入って物と言葉が分離された 見える世界の背後にあるもの 他 自己と倫理をかんがえる視点 第十章 現代思想の可能性──相対主義を超えて 知識人と大衆という構図 かんがえるということ サルトルが流行した時代 なぜ普遍性を求めるのか 他
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