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電子顕微鏡でわかったこと
細胞の微細構造から原子の姿まで
ブル-バックス
永野俊雄
1994年7月31日
講談社
1,046円(税込)
科学・技術 / 新書
電子顕微鏡は光学顕微鏡では決して見えない超ミクロの世界を、この目で見たいという人間の欲求が二〇世紀に作らせた画期的な装置である。この電子顕微鏡によって私たちは、生命を支える細胞の精妙な構造はもちろんのこと、物質を形成する原子の姿やその配列をも,この目で直視し実感することが可能になった。極微の世界に対する私たちの知見を飛躍的に“拡大”する、さまざまな電顕写真によって、人間はミクロコスモスをどこまで見て何を知るようになったのかを紹介する。
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